曹洞宗 大本山 永平寺 總持寺

【大本山永平寺】

禅の奥深さがそこにある

曹洞宗大本山永平寺は、高祖(こうそ)道元禅師(どうげんぜんじ)が寛元2年(1244)、傘松峰大仏寺(さんしょうほうだいぶつじ)を開き、後に吉祥山(きちじょうざん)永平寺と改められたことに始まります。

これは、お釈迦さまから正しく伝えられた仏道修行の根本道場であるという高い理想と、仏道が人々の永遠の平和と幸せのもとであるという、道元禅師の深いお心によるものでありました。

こうして、約750年の伝統と歴史を誇る永平寺は、現在も常に200余名の修行僧が日夜厳しい修行に励んでいます。四囲の老杉や谷川のせせらぎにも禅の奥深さが感じられ、訪れる人びとは、おのずと襟(えり)を正します。

大本山 永平寺
大本山 永平寺

曹洞宗 大本山 永平寺
〒910-1294
福井県吉田郡永平寺町志比5-15
TEL 0776-63-3102

【大本山總持寺】

禅の開かれた道場

曹洞宗大本山總持寺は、石川県にあった諸嶽(もろおか)寺を、元亨元年(1321)、太祖(たいそ)瑩山禅師(けいざんぜんじ)が諸嶽山總持寺(しょがくざんそうじじ)と改められたことに始まります。明治時代の焼失したことを契機に横浜市に移転、現在に至っています。

横浜鶴見の地は、交通の便がよく、わが国の海の玄関に位置し、總持寺は国際的な禅の根本道場として偉容を誇っています。まさに、瑩山禅師の教えそのままに、開かれた道場として、地の利を生かし、社員研修や参禅会等が活発に行われています。

さらに、教育に力を注がれた禅師のお心を受け継ぎ、山内には総持学園が創設され、広く学びの姿勢を持つ人に門戸を開いています。
大本山 總持寺
大本山 總持寺

曹洞宗 大本山 總持寺
〒230-8686
神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1
TEL 045-581-6021